日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第68回(2017)
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日本バスケットボール学会・日本バレーボール学会
種目別学会の意義について
八板 昭仁
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p. 22_1

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抄録

 多くの体育・スポーツ関連学術団体は学問領域別に組織されているが、一方でいくつかの種目別学会も存在する。競技スポーツの主たる目標は各種目で成績を残すことであり、同一の種目を研究対象とする学会は得られた知見を統合して現場に活かすうえで非常に有益であると考えられる。

 今回のランチョンセミナーでは、1999年から学会として活動を続けている日本バレーボール学会と、2014年に新たに発足した日本バスケットボール学会の各代表者が種目別学会の意義やこれからの展望について発表を行う。両種目は比較的競技人口が多い体育館種目であり、アメリカのYMCAで同時期に考案された歴史を有する。今後も様々な種目が学術団体を立ち上げていくであろうこの時勢に、多くの共通項を持つバスケットボールとバレーボールの学会が意見交換を進めることは有意義な機会となろう。

 また、発表後には、参加者を交えたディスカッションを行う予定であり、各種目の発展により一層の貢献できる学会の在り方などについて意見交換がなされるものと期待できる。

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© 2017 一般社団法人 日本体育学会
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