日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第69回(2018)
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一般研究発表(03) 体育心理学
03心-24-ポ-39 目標設定スキルの獲得に焦点を当てたライフスキルプログラムの効果の検証
高校サッカー選手を対象として
*島本 好平山本 浩二岡井 理香木内 敦詞清水 聖志人
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p. 108_2

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抄録

 本研究では高校サッカー選手に対し、主に目標設定スキルの獲得に焦点を当てたライフスキルプログラム(以下、LSP)を実施し、その介入の効果を事前・事後調査、および2か月後に実施されたフォローアップ調査から検証した。LSPでは長期目標の達成に向けた日々の短期目標の設定と、その継続的な達成の重要性が提示された。効果の検証は島本ほか(2018)の「短期的目標設定スキル(下位側面:課題達成状況の可視化、積み上げ式課題達成方略、日々の課題設定能力)」のレベルに着目し行った。また、分析はフォローアップ調査時に収集した、LSP受講後2ヶ月間における、日々の短期目標の設定とその達成に向けた活動の継続性の程度をもとに受講者を2群(継続群n=29、非継続群n=25)に分け実施した。分析の結果、両群とも介入後に短期的目標設定スキルの向上が見られたが、フォローアップ調査では「非継続群」のみにおいて、「課題達成状況の可視化」の低下が見られた。日々の目標を可視化する作業が長期目標の達成に向け短期目標の実践を継続することにつながる可能性、ならびに目標設定に焦点を当てたLSPにおいて、目標を可視化する重要性をより強調していく必要性が示唆された。

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© 2018 一般社団法人 日本体育学会
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