日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第69回(2018)
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一般研究発表(06) 体育経営管理
06経-25-口-13 地方都市におけるプロスポーツを核とした地域活性化
「栃木モデル」構築へのアプローチ
*小山 さなえ関根 正敏菅谷 美沙都小野里 真弓
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p. 152_1

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抄録

 2020年東京オリンピック・パラリンピックが迫る中で、スポーツの機運が高まり、それが地方都市においても地域活性化への取り組みにつながることが期待されている。栃木県でも、キャンプ地の誘致やスタジアム・アリーナ整備が進められ、地域に人を呼び込み、産業振興につなげるツールとしてスポーツを核とした地域振興に取り組んでいる。そして現在、地方都市としては稀な7つのプロスポーツクラブを有するまでに至っている。これまで筆者らは、プロスポーツ・行政等との連携をはかりながら、「栃木モデル」構築に向けた調査研究を進めてきた。

 本研究の目的は、これまでの研究から得られた結果を検証するとともに、地方都市における「プロスポーツを核とした地域活性化」に向けた取り組みについて、観戦者調査などで得られたデータを分析・考察し、その実態を明らかにすることである。特に、県内プロスポーツの最新の動向を把握し、現状と課題を明確にすることにより「栃木モデル」構築へ向けて、地域に根差すスポーツの可能性を考察する。

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