主催: 一般社団法人 日本体育学会
会議名: 日本体育学会第69回大会
開催地: 徳島大学常三島キャンパス/あわぎんホール
開催日: 2018/08/24 - 2018/08/26
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「背中ぐにゃ」や「腰痛」、「反り腰」に加え、近年にはモバイルデバイスの普及による「ストレークネック」など姿勢悪化に関する調査結果が報告されている。これらの直接的な原因として、①抗重力筋の低下、②自己がどんな姿勢をしているのかわからないといった姿勢感覚の鈍化、などが考えられる。今こそ、適切な姿勢を促すための具体的な運動プログラムを検討することが求められている。本研究では、ラート器具を活用した逆さぶら下がりを実施することによって、身体へ与える影響について検討することを目的とした。調査対象者は18-32歳の13名(男性7名、女性6名)であった。ラート器具にベルトで両足を固定させた後、1分間の逆さぶら下がりを2回実施させ、VAS法による実施中の運動感(緊張度・危険度)と実施前後における身長、脊柱の彎曲度(上背部後彎角・腰部前彎角)、心理・心拍変容について調査した。その結果、緊張度と危険度は低値(15.8±12.6、11.9±12.1:最大値100)であり、実施後には、身長の測定値は164.4±10.1 cmから165.0±10.2 cmに有意に増加し、また、上背部後彎角の彎曲度も163.8±3.8°から166.7±3.4°へ有意に増加した。