日本体育学会大会予稿集
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第69回(2018)
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一般研究発表(11) 体育科教育学
11教-25-ポ-25 体育授業におけるインクルーシブ教育の推進にむけた課題
*北澤 太野
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p. 272_1

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抄録

 近年、特別支援教育に係る法改正や施策整備は、めまぐるしい速さで進んでいる。その影響は就学の基準や支援体制、指導方法等の改善のみならず、特別支援教育に係る人々の教育観や子ども観、障害観、等々の意識改革にまで広がっているといわれる。このように、特別支援教育の体制は質的な充実・転換の時期にあるといえよう。とりわけ体育授業は、学校における教育活動の中でノーマライゼーションやインクルージョンの思想の具体化に最も適した教科として注目を集めている。また、さまざまな特徴や教育的ニーズに対応したきめ細かな指導の充実は、2017年3月に公示された新学習指導要領の柱の一つである。特別支援教育の制度が本格的に開始されてから約10年が経過した今、改めてこれまでの成果を精査し、そこで注目を集めるインクルーシブ教育の推進とそれを踏まえた体育授業の可能性について議論する必要があろう。

 以上の現状を鑑みて、本研究では特別支援教育の充実を目指して進められている取り組みやインクルーシブ教育システム構築に関する動向についてまとめ、今後の課題を整理する。

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