日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第69回(2018)
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一般研究発表(13) アダプテッド・スポーツ科学
13ア-24-口-07 地域における障がい者のスポーツ活動の現状
静岡県を対象として
*齊藤 まゆみ藤田 紀昭河西 正博小淵 和也
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p. 284_1

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抄録

 東京オリンピック・パラリンピック(東京オリ・パラ)開催決定から、障がい者スポーツを取り巻く環境は急激に変化しており、第2期スポーツ基本計画では、国際競技力の向上だけでなく、障がい者(成人)の週1回以上スポーツ実施率を40%にまで高めるなどの数値目標が示されている。そこで地域における障がい者スポーツ活動の現状と課題を明らかにすることを目的に調査を実施した。調査対象は静岡県の「わかふじスポーツ大会」と「みんなでスポーツ教室(みんスポ)」の参加者、指導者とした。その結果、みんスポの参加者は主に10~20代男性で、特別支援学校生徒や障害者施設・作業所利用者が中心であり、週に1~3回、1回1時間程度、健康志向で活動している傾向が見られた。しかし、現状の活動状況に満足しているわけではなく、実施機会の拡大を希望していることが明らかになった。また、東京オリ・パラ開催決定後の環境変化として、参加者、指導者ともに障がい者スポーツに関する話題をメディアで見る機会が増えたこと、スポーツをする障がい者が増えたことを指摘していたが、その一方で参加者の約半数は特に何も変わらないと感じていることが明らかになった。

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