日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第70回(2019)
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03 体育心理学
03心-12-ポ-26 青年期前期のボディイメージに関連する3尺度の作成
性別・学年・体格・身体活動レベルによる検討
*吉松 梓坂本 昭裕
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p. 133_1

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抄録

 本研究の目的は、青年期前期のボディイメージの特徴を把握するための基礎研究として、青年期前期用の「身体感覚尺度」、「社会的体格不安尺度」、「日本語版身体的自己評価尺度(PSDQ-J)」を作成し、それらの尺度と性別・学年・体格・身体活動レベルとの関連を検討することである。中学1年生から高校3年生(12—18歳)の生徒832名(14.48±1.72歳)を対象とし、質問紙調査を実施した。その結果、「青年期前期用身体感覚尺度」15項目(3因子)と「PSDQ-J」27項目(8因子)が新たに作成され、「社会的体格不安尺度」については、国内で成人用に標準化されている7項目が青年期前期の年代にも適用されることが確認された。社会的体格不安とPSDQ-Jについては性差が認められ(p<.01)、3尺度すべてにおいて学年による差が認められた(p<.05)。体格との関連については、社会的体格不安とPSDQ-Jにおいて、「肥満傾向群」と他の2群(普通群・痩身傾向群)との間に有意差が認められた(p<.05)。身体活動レベルとの関連については、3尺度すべてにおいて、「高運動群」と他の2群(中運動群・低運動群)との間に有意差が認められた(p<.05)。

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© 2019 一般社団法人 日本体育学会
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