日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
ISSN-L : 2424-1946
第70回(2019)
会議情報

05 バイオメカニクス
05バ-11-ポ-07 長距離走中の足部内側縦アーチ変形と下肢の動作との関連
*木村 健作藤井 範久
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 176_2

詳細
抄録

 ランニングなどの走動作では、支持期中に足部に繰り返し加わる荷重により、トラス構造をもつ内側縦アーチが変形し接地衝撃を緩衝している。過度に低いアーチや高いアーチは障害との関連性が指摘されている。長距離走中のアーチ変形にともなう走行フォーム毎の障害リスク因子を早期発見することは、障害予防に繋がり得る。そこでランニング習慣のある男性18名にトレッドミルシステム上にて10kmの長距離走を行わせた。その際、靴を加工し、足部にマーカーを直接貼付することで足部内側縦アーチの形状変化を計測した。結果として長距離走中のアーチ高率が最小になる(MAHR)タイミングで、足関節が最大背屈位を呈していた。0km地点、5km地点、10km地点を比較して、従来は減少すると思われていたMAHRの変化が極めて小さかった被験者が8名いた。MAHRの変化が小さい被験者は、長距離走中に走行フォームを変えることでMAHRの維持に繋がった可能性が考えられる。MAHRの変化が小さかったランニングフォームの下肢の動作と障害との関連性を検討した。

著者関連情報
© 2019 一般社団法人 日本体育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top