日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第70回(2019)
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大学生
横-大学生-07 日韓台の大学教養体育の教育システムに関する国際比較研究
*梶田 和宏木内 敦詞朴 京眞長谷川 悦示中川 昭
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p. 83_2

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抄録

 本研究の目的は、日韓台の大学教養体育の教育システム(開講状況・カリキュラム・教員プロフィール)に関する実態調査から、その概要(類似点と相違点)を明らかにすることであった。1)開講状況(悉皆調査):2016-2017年度の日韓台の大学(各742、190、143校)を対象に、日韓についてはWebサイト掲載の学則やシラバス等から調査し、台湾については教育部體育署學校體育統計年報(台湾教育部、2017)を参照した。2)カリキュラムなど(標本調査):2017年度の日韓台の大学(各60、10、10校)を対象に、各国とも主に質問紙調査を、韓台については現地でのインタビュー調査も行った。その結果、教養体育のある大学は台99.3%、日97.7%、韓90.0%、必修体育のある大学は台100%、日40.8%、韓8.8%であった。教養体育授業で重視する教育目標は、日本「心理社会的側面」、韓台「身体的側面」、成績評価で重視する観点は、日本「態度・意欲」、韓台「技能」の傾向であった。以上より、日韓台の大部分の大学に教養体育が開講されている類似点はあるものの、カリキュラムなどに相違点は多くあることが明らかとなった。

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