体力科学
Online ISSN : 1881-4751
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婦人のいわゆる“冷え性”についての温度生理學的検討
松窪 正男岩崎 次夫吉岡 敏子河田 富政
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1959 年 8 巻 6 号 p. 257-260

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抄録

これらの結果から判断すると, “冷え性”あるいは“冷えのぼせ性”のものは, 身体下部を冷した場合にかえつて頭部の温度の上昇するという体温反射の度が強いことが実験的に証明され, 明かに“冷えのぼせ”の自覚症状が, この体温反射の結果として現れていることを知る。しかもこのようなものにいろいろと月経障害の訴えの強いものが多い結果を考察すると, 卵巣機能その他内分泌系あるいはこれに関連して自律神経系の変調などの障害の存在が考えられる。

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© 日本体力医学会
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