西陣病院整形外科
京都府立医大大学院運動器機能再生外科学(整形外科)
京都府立医大大学院リハビリテーション医学
2020 年 11 巻 8 号 p. 1044-1048
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透析性脊椎症,腰椎変性疾患に対して経皮的椎弓根スクリュー(PPS)を併用した側方進入腰椎椎体間固定術(LLIF)を施行した症例の臨床成績を比較検討した.手術時間,出血量,JOAスコア改善率に差は認めなかったが,透析性脊椎症で1例に表層感染,3例に終板障害,3例に骨癒合不全,1例にcage沈み込みによる再狭窄を認めた.本術式は透析性脊椎症に対して有効な治療選択肢の一つと考えるが,間接除圧の適応,補助療法,後療法などを工夫する必要がある.
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