医療法人曙会シムラ病院整形外科
2021 年 12 巻 12 号 p. 1384-1390
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胸腰椎破裂骨折14例に対して,大量の人工骨を用いた椎体形成術併用の後方矯正固定術の矯正効果について検討した.リガメントタキシスを用いた矯正に,大量のHAで上位終板を矯正する本法は,抜釘前後で局所後弯角の矯正損失はほぼ認められなかった.椎体自体の後弯変形は改善されていたが,術前術後での立位局所後弯角はほぼ同等であり,早期除痛と骨折椎体の圧壊を予防した効果に留まっていた.
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