独立行政法人国立病院機構岡山医療センター整形外科
2023 年 14 巻 6 号 p. 853-857
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近年,医療従事者の職業被曝が増加傾向にあると指摘されている.整形外科の中でも脊椎外科医は,手術や神経根ブロックなど透視を使用する機会が多く比較的職業被曝の多い専門領域となっている.多くの脊椎外科医が職業被曝を意識している一方で,被曝低減対策は個々の裁量に任されており,全体として十分な対策が施されているかは不明瞭である.神経根ブロックにおける職業被曝量の一例を示し,出来うる被曝低減対策と今後の課題について考察した.
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