Palliative Care Research
Online ISSN : 1880-5302
ISSN-L : 1880-5302
原著
病棟看護師のアドバンス・ケア・プランニング(ACP)に対する役割認識に影響を与える要因
古田 敦子 阿部 吉樹柴山 大賀日高 紀久江
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2025 年 20 巻 4 号 p. 233-242

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抄録

【目的】病棟看護師を対象にアドバンス・ケア・プランニング(advance care planning: ACP)に対する役割認識の実態とその関連要因を明らかにする.【方法】茨城県10施設の病棟看護師を対象に「がん患者・家族」「非がん患者・家族」「他の医療従事者」からACP実践の役割を期待されているか,つまりACPの役割認識について質問した.【結果】「非がん患者・家族」より「がん患者・家族」からACPを期待されていると認識していた.また多重ロジスティック回帰分析の結果,病棟看護師のACPの役割認識には「がん患者・家族」「非がん患者・家族」「他の医療従事者」のすべてに「ACP教育者の有無」(OR=4.30–7.17)が,「がん患者・家族」「他の医療従事者」では「病棟におけるACPの重要性の認識」(OR=2.11–2.21)が影響していた.【結論】病棟看護師のACPに対する役割認識を高めるには病棟にACP教育者を配置する必要性があると示唆された.

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© 2025 日本緩和医療学会

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