Palliative Care Research
Online ISSN : 1880-5302
ISSN-L : 1880-5302
原著
地域緩和ケアネットワーク構築における促進・阻害要因の検討—地域緩和ケア連携調整員の取り組みと課題に関する調査—
佐藤 綾子山﨑 まどか佐野 智望小田原 幸藤澤 大介松岡 豊和田 佐保
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電子付録

2026 年 21 巻 3 号 p. 195-202

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抄録

【目的】地域緩和ケアネットワーク構築の実態,促進・阻害要因,課題および必要な支援を明らかにする.【方法】2016~2023年の「地域緩和ケア連携調整員研修会」修了者を対象に,アンケートを行い,「顔の見える関係づくり」「体制づくり」「地域づくり」「その他」の側面と,導入期,実施期,維持期で内容分析した.【結果】46名(32施設)から回答を得た.促進要因として,「顔の見える関係づくり」では,退院支援看護師の配置や地域医療者の積極的関与,「体制作り」では病院機能変化,企画部門への相談,「地域づくり」では,WEB会議,既存勉強会の活用が認識された.一方,人的資源不足や地域内の制度・体制の違いが課題として認識され,研修会の継続や医師会等との協働事業等が必要な支援として挙げられた.【結論】地域緩和ケアネットワーク構築には各段階に固有の課題が存在し,それに応じた工夫と支援の必要性が示唆された.

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© 2026 日本緩和医療学会

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