Palliative Care Research
Online ISSN : 1880-5302
原著
地域緩和ケアプログラムに参加した医療福祉従事者が最も大きいと体験すること: OPTIM-study
森田 達也井村 千鶴野末 よし子鈴木 聡渋谷 美恵木下 寛也原田 久美子白髭 豊平山 美香江口 研二
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キーワード: 緩和ケア, 地域, 在宅ケア, 連携
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2012 年 7 巻 2 号 p. 209-217

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抄録

本研究の目的は, 地域緩和ケアプログラムの参加者にとって「最も大きかった」と体験されたことを明らかにすることである. 緩和ケアの地域介入が実施された地域において中心的に関わった101名を対象としたインタビュー調査を行い, 96名から回答が得られた. 最も大きかったことは, 【ネットワークが増え, 連携の重要性を実感した】(n=61; [つながりができた] [連携の大切さを知った]など), 【緩和ケアの知識と技術が向上した】(n=18; [知識とサポートがあることで自信をもって対応できた]など), 【幅広い体験をすることで自分の役割を見直した】(n=10), 【連携と緩和ケアの知識・技術の両方とも大きかった】(n=4), 【自分の役割に役立つ体験ができたこと】(n=2), 【患者・家族の満足が得られた】(n=1)であった. 地域緩和ケアプログラムの最も大きい影響は連携の促進, 次に, 緩和ケアの知識と技術の向上である.

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© 2012 日本緩和医療学会
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