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Palliative Care Research
Vol. 7 (2012) No. 2 p. 368-373

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http://doi.org/10.2512/jspm.7.368

短報

【目的】 日本人がん患者を対象に, 緩和ケアチームの介入効果をQOLの変化によって明らかにする. 【対象と方法】 2009年11月1日から2010年3月30日まで, 神戸大学医学部附属病院 呼吸器内科および腫瘍・血液内科病棟に入院中の患者を対象とし, 緩和ケアチーム介入前後のQOLをアンケート形式で前向きに評価した. QOLの評価は介入時, 介入1週後および4週後にEORTC QLQ-C15-PALを用いて行った. 【結果】 35人の患者をエントリーし, 26人の患者で1週後の評価が, 15人で4週後の評価が可能であった. 1週後に, 15の評価項目のうち, painの改善がみられた(p<0.05). 4週後に, dyspneaとpainの項目で改善が得られた(p<0.05). 【結語】 EORTC QLQ-C15-PAL を用いて緩和ケアチームの介入効果を前向きに検討した. 介入が短期間であっても, 身体症状の改善は得られた.

Copyright © 2012 日本緩和医療学会

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