Palliative Care Research
短報
異なる算出方法による地域での専門緩和ケアサービス利用数の比較
森田 達也秋月 伸哉鈴木 聡木下 寛也白髭 豊宮下 光令
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7 巻 (2012) 2 号 p. 374-381

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抄録

本研究の目的は, 専門緩和ケアサービスの利用者の延べ数と重複を除外した利用者数を比較することにより, 全国の専門緩和ケアサービスの利用者数を算出する方法についての洞察を得ることである. 全国4地域の専門緩和ケアサービスごとに患者一覧表を作成し, 研究者が集計した. 利用数の延べ患者数を計算し, 「重複を含めた専門緩和ケアサービス利用数」とした. 性別, 年齢, 原疾患のすべてが一致する患者を同一の患者として除外し, 「重複を除いた専門緩和ケアサービス利用数」とした. 重複を含めた利用数に対する重複を除いた利用数の比は平均0.59であったが, 地域差が大きかった. 重複を含めた利用数は, 重複を除いた利用数に比較して, 年次推移, 地域間差とも同じ傾向を示した. 専門緩和ケアサービスの診療患者の延べ数は簡便に専門緩和ケアサービスの活動をみることができるが, 正確な絶対値を把握するには重複を除いた患者登録が必要である.

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© 2012 日本緩和医療学会
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