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Palliative Care Research
Vol. 8 (2013) No. 2 p. 217-222

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http://doi.org/10.2512/jspm.8.217

原著

【目的】遺族が受けたホスピス・緩和ケア病棟などでの遺族ケアサービスの内容とその評価, ニーズを明らかにする. 【方法】全国の緩和ケア病棟100施設を利用した遺族661名に対して自記式郵送質問紙調査を実施した(有効回答率68%, n=451). 【結果】ホスピス・緩和ケア病棟で提供された遺族ケアサービスとして, 最も多くの対象者が経験していたのは「手紙やカード」(49%)であった. ホスピス・緩和ケア病棟での各種遺厳ケアサービスに対して, 88~94%の遺族が肯定的に評価していた. 抑うつの水準が高い遺族は, 低水準の遺族に比べ, 各種遺族ケアサービスを希望する割合が有意に高かった. 【結論】今回の結果から, 特定の施設によるサービスではなく, それぞれの遺族ケアサービス自体の有効性が確認されたといえる. また, すべての遺族が, 等しく各種遺族ケアサービスを求めているわけではないことが示された.

Copyright © 2013 日本緩和医療学会

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