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Palliative Care Research
Vol. 8 (2013) No. 2 p. 223-231

記事言語:

http://doi.org/10.2512/jspm.8.223

原著

【目的】がん患者会参加者が評価する患者会の援助機能尺度の信頼性・妥当性を検証し, その関連要因を検討する. 【方法】患者会の参加者1,350名に無記名自記式質問紙調査を実施し, 属性, 患者会の援助機能に対する評価, 患者会への参加状況について尋ねた. 573名の有効回答を分析対象とした(有効回答率42.4%). 【結果】21項目からなる援助機能評価尺度の内的一貫性は良好であった. 因子分析の結果, 学ぶ機能, 支え合う機能, 社会参加機能, 成長促進機能の4因子が得られた. 各下位尺度得点において, 参加者の性別, 会における役割, がんの種類による差がみられた. また, 各下位尺度得点と参加頻度, 満足度, 参加した活動内容との間に有意な関連がみられた. 【考察】本尺度は, 参加者が患者会をどう役立つと認識しているかを把握できることが明らかになった. 最後に, 患者会の効果評価の有効な指標として本尺度をどう活用できるかその方法が議論された.

Copyright © 2013 日本緩和医療学会

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