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Palliative Care Research
Vol. 8 (2013) No. 2 p. 544-547

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http://doi.org/10.2512/jspm.8.544

症例報告

【緒言】今回, われわれはがん性髄膜炎による頭蓋内圧亢進症状にアセタゾラミドが有効であった1例を経験した. 【症例】症例は50歳代, 男性, 肺腺がん. 当病棟入院後にがん性髄膜炎による頭痛, 嘔吐が出現し, ステロイド投与およびグリセリン点滴を行うも朝方の頭痛のみ残存したため, アセタゾラミド500 mg/日を使用し, 症状の改善を認めた. 【考察】頭蓋内病変による朝方の頭痛は夜間睡眠中に血中CO2濃度が上昇し, 頭蓋内圧が亢進することによって生じることが知られており, アセタゾラミドが血中CO2濃度を低下させ, 頭痛症状が緩和したのではないかと推察された.

Copyright © 2013 日本緩和医療学会

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