写真測量とリモートセンシング
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地表対象物の分光放射輝度係数および放射温度の高度別観測結果
―分光放射輝度係数および放射温度への大気の影響―
松田 博幸本山 満佐藤 浩二成ヶ沢 憲太郎
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1977 年 16 巻 3 号 p. 13-21

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抄録

リモートセンシングデータ (可視光線, 近赤外線, 熱赤外線) に対する大気の影響を調査することを目的として, ヘリコプターに分光放射計および放射温度計を搭載し, 異なる高度から地上対象物の放射輝度係数β (λ) および放射温度の測定を実施した。測定は視野角2度, 波長390~1, 200nm, 8.5~12μm, 高度200m, 400m, 600m, 800m, 1, 000mでおこなわれた。
放射輝度係数については, 植物, 水, 砂利, 裸地などの特徴的な放射輝度係数を得るとともに, 波長400nm~450nmの間で大気のパスラジアンスと考えられる影響を見い出すことができた。また放射温度については, 水, 葦などを対象物として観測した結果, 1, 000mにつき1.8℃~2.4℃の放射温度の減衰が観測された。

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© 社団法人 日本写真測量学会
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