主催: 日本惑星科学会2004年秋季年会実行委員会
ライトカーブからその小惑星の形状を推測するKaasalainenet et al. (2001) の方法が有効であれば、非常に多くの小惑星の形状が明らかになる。その推測の方法とは、小惑星を各面が適当な向きを持つ三角形の凸多面体であると仮定し、まず、ライトカーブから各面の面積を決定する。そして、各面積が分れば凸多面体の各頂点も決められる。このようにして小惑星の形状を得る。本研究では、小惑星の模型を使ってライトカーブを観測し、その形状を上記の方法で推定する。そして、その推定した形状と模型の形状を比較し、この方法の有効性を検討する。