日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第52回研究発表大会
会議情報

デザイン・メディアアート関連学科におけるプログラミング教育
Javaプログラミング授業の教材として使える外部入力デバイスの比較検討
*有賀 妙子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 11

詳細
抄録
大学において、デザイン・メディアアートを学ぶ学科のカリキュラムには、プログラミングを学習する科目が設けられている。プログラミングは、コンピュータという表現手法の理解を深め、表現の幅を広げるために重要である。しかし、そこには理工学関連の学科とは異なる目標があり、それに対応した教材が求められる。
筆者はデザイン・メディアアート系学科の学生を念頭に、汎用プログラミング言語Java教育教材を開発してきた。コンピュータを表現の道具として使う際に、プログラムに求められるのは、コンピュータと人とのインターラクションを仲介することである。キーボードやマウス以外の物理的/身体的な入力装置を使うことは、表現手法を拡大する可能性をもつ。
センサーやバーコードリーダといった外部入力装置からデータを得るプログラムの作成を学習するためのハードウェア、ならびにプログラミング環境について、検討結果を報告する。
著者関連情報
© 2005 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top