日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第56回研究発表大会
セッションID: B14
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ドキュメンテーション・ウォールによる出来事の視覚化
主催者、参加者、見学者を結びつける機能をめざした出来事の記述と活用に向けて
*原田 泰須永 剛司
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抄録
ワークショップ(WS)などのイベントで、会場の壁を利用して、その内容の進行をリアルタイムで記録していく表現メディアを「ドキュメンテーション・ウォール(DW)」と名付けた。DWのコンテンツは、写真、説明テキスト、図、参加者のコメントなどを組み合わせて、壁画や絵巻物のように出来事の全体像を描いたものである。WSでの活用実践を通じて、DWの特徴が明らかになった。まず、WS参加者にとって、出来事の進行と同時に描かれて視覚に入ってくるDWの表現は、活動の振り返りや意味づけの材料として有効であることが明らかになってきている。また、WS主催者にとってDWは、活動の内容を説明するツールとして、さらに終了後のプログラムの修正や、次回のWSの企画素材としての活用が可能となる。そして、WSの見学者にとっても、WSの内容を理解したり、WSのアウトプットの背景を理解するための手がかりとして、また内容に興味を持ち自分も参加したくなるような説明ツールとしても効果があると考えられる。今後このDWを、WS主催者、参加者、見学者を結びつけるツールとして発展させる計画である。
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© 2009 日本デザイン学会
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