日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第57回研究発表大会
セッションID: E09
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William Gambleとゴシック体
W.ギャンブルの活字分類用語とゴシック体の由来についての考察
*後藤 吉郎石川 重遠山本 政幸
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抄録
この研究は、アメリカや日本の印刷界で使われているゴシックと呼ばれている活字分類の起源を解明する事を目途としている。ゴシックという呼称は、アメリカと日本の両国の活字見本帳で見る事ができる。そもそもゴシック体は、15世のグーテンベルグ聖書で使われたブラックレターを指し示していたが、アメリカでは19世紀のサンセリフ体を使用する時からこのゴシック体という用語を用いていた。William Gambleが中国の教会で印刷家として任を終えてアメリカへ帰る途中、日本へ立ち寄り、印刷技術の商会をしたが、その折にこのゴシックという用語も教えて帰国したのではないだろうか。Gambleとアメリカの活字鋳造所がタイプフェースを誤ってもたらした事と、この仮説をこの研究で明らかにする。
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© 2010 日本デザイン学会
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