本研究の目的はプロダクトデザインにおけるメタファの効果・役割を解析し、より効果的なメタファの利用のための発想支援法を提案することである。 研究の方法として、メタファに関する先行研究の調査、既存製品の分析からメタファの効果的な利用法や分類論を研究する。形・概念・動作の3つのメタファの利用パターンが発想支援に有効であると仮説し、実証実験を行った。評価を行い、概念を利用したメタファが新規性のあるデザインをする上で有効的であると考えられる。しかし、新規性のあるコンセプト作り、アイデア出しには有効であることがわかった。