日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第60回研究発表大会
セッションID: 2A-05
会議情報

実物と体験型展示コンテンツを組み合わせた観察の効果
深海を事例とした一考察
田邉 里奈崎山 直夫杉村 誠根本 卓北嶋 円齊藤 麻奈美
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では、新江ノ島水族館と共同で開発した体験型展示コンテンツのデザインおよびその可能性について検討する。本物の生物を展示している水槽と本物の海の様子を再現したシミュレーションコンテンツを組み合わせて展示することで、水槽を見ているだけでは分からない新たな発見や気付きを促し、お互いの利点を生かした新しい観察の場が提案できると考えられる。今回は深海を対象として研究を進めた。開発したコンテンツ”aqua dive”を深海のエリアに展示し、本物の生物を観察できる水槽とコンテンツを組み合わせて観察できる環境を実現した。本論文では、開発したコンテンツのデザインおよび操作性と、水族館内にコンテンツを展示して調査した結果を述べる。

著者関連情報
© 2013 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top