主催: 日本デザイン学会
京都市立芸術大学
大阪工業大学
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我が国の視覚障がい児教育では、基本的な生活行動を習得させ、事物・事象や動作と言葉とを結び付けた基礎的な概念形成を延ばすことが目的となる。他方、イタリアでは盲学校が存在しない。近年イタリアのレッジョ・エミリア市で始まった幼児教育の方法が様々な分野で注目されている。レッジョ・エミリアの事例が直接視覚障がい児の療育を採り上げている訳では無いが、幼児教育を分析的に行った研究として参照したい。ここでは主に盲児の自発的な活動を促進することを目的とした造形活動における療育の可能性について考えたい。
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