日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
セッションID: C3-04
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食の情緒的価値の再認識に関する研究
*倉持 歩安齋 利典若林 尚樹
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抄録

家庭料理は季節や土地柄、また食べる人の心身に対する配慮のように食を通した楽しみやありがたさを感じる要素を持っていながら、毎日おこなわれる中でその価値を認識し難いように感じた。そこで、本研究では札幌市民を対象とし、家庭料理の情緒的価値を再認識させることを目的としたサービス提案をおこなった。本研究で扱う「食の情緒的価値」を、料理を作る人の条件や経験から、料理や料理のプロセスを通じて食べる人が受け取った感情と定義した。また、個々が食の情緒的価値を再認識することにより、対象者の実生活に近い食の楽しさや暮らしの愛着に繋がることを見据え、本研究の展望として地域の食のブランド化を目指した。結果、サービス体験を通じて4名の被験者全てから、自分のおもいでの料理について再認識したこと、又は新たな発見と、料理を作ってくれた人とのコミュニケーションを確認できた。本提案によって、各家庭料理に対する価値を再認識させる可能性が示唆された。

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© 2019 日本デザイン学会
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