日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
セッションID: A2-01
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環境の危険を学習するツールのデザインスタディ
*町田 由徳
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抄録

子どもの事故を防ぐために、子どもの周囲の大人が子どもの行動特性を理解して環境に気を遣うこととともに、子ども自身が危険な環境を学習して備えることの必要性が求められている。そこで筆者は岡崎女子短期大学現代ビジネス学科 1 年次「ユニバーサルデザイン」の授業を通じて、「子どもと大人が共に身の回りの環境の危険性を学べる製品」のデザインに取り組んだ。

デザインの前提条件を整理するために国立成育医療センターの収集による「子どもの事故事例」を分析した結果、デザインに求められる要素として、(1)事故事例は年齢ごとにその性質が異なっているため、年齢に合わせた複数のタイプのプロダクトが必要である。(2)子どもが進んで危険事例を理解できるよう、プロダクトに「遊び」要素 を含めることが必要である。(3)大人と子どもが一緒に危険事例を学ぶことにより、子どもだけではなく大人も環境のリスクやハザードについて理解できる。の 3 つの要件を考慮したプロダクトが必要であることが明らかとなった。

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