日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
セッションID: PA-35
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脈拍数によって恐怖演出が変化するホラーゲームの開発
*小林 菜摘速水 郁海鈴木 大暁川合 康夫
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抄録

本論文は,脈拍数を身体情報として用い,ユーザの恐怖感情を測定し,その測定値に応じて恐怖演出を変更するホラーゲームを開発したものである.ユーザの脈拍数をリアルタイムで測定し,それをプレイ前に測定された平均値と比較することによって,ゲーム内の演出が変化する.また,本システムでは,直接的な恐怖を直接表現するのではなく, 音や雰囲気などによって恐怖感情を高めるというものである.本システムは,各種コンテンツを作成するための基盤として位置づけ,開発を行った.結果,本システムでは,以前の開発よりもユーザの心拍数を増加させ,恐怖を感じていない人に恐怖を抱かせることが可能であった.

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© 2019 日本デザイン学会
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