日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
セッションID: A2-03
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視覚障がい児の生活動作習得支援ツールの提案
*赤井 愛宮前 貴行古川 千鶴
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抄録

視覚障がい児にとって、視覚情報の欠如により行動が制限され、好奇心を抱きにくいこと、また視覚的模倣や空間認知が困難であるため、自発的に学習しにくいことが指摘されている。前報では視覚障がい児の生活動作の習得に向け、どのような取り組みがなされているのか、療育の現場で用いられているツールや手法の調査を行った。その結果「はさみで紙を切る」「ひもを丸結びする」「端が開いたファスナーの上げ下げ」という3つの生活動作が特に困難であり、習得支援のためのツールが不足していることを明らかにした。本報ではこれら3つの動作の習得を助けるツールを提案する。先行研究等より、日常生活動作習得の訓練においては自発性、能動性が重要とされることから、�@遊びやゲームの要素を取り入れながら、子どもが自発的、能動的に取り組むことができること、�A触察の際に対話によって動作やツールの理解を深めること、の2点の実現を目標に、療育者からの意見や感想を取り入れ、ソフト、ハード両面の完成度向上を目指した。

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© 2019 日本デザイン学会
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