日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
セッションID: A2-04
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視覚障がい児の生活動作習得支援ツールに対する検証・評価手法
*宮前 貴行赤井 愛古川 千鶴
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抄録

前報では、視覚障がい児に向けて様々な生活動作習得支援ツールを制作した。ツールの有効性を確認するために評価手法の検討を行った。評価のポイントは�@提案したツールが生活動作習得に対して効果的か、�A意欲的に楽しみながら生活動作習得の為に取り組むことができるか、の2点である。未就学児童にとっては、「できるようになった」「楽しんでできた」といった項目に対する、定量的な主観評価は困難であるとされる。そこで、幼児用の教材開発の研究を参考に、�@療育者によるツールの事前評価、�A療育の場での観察及びワンゼロサンプリング法による分析、�B療育者によるツールの事後評価、の3つのプロセスにより、定量化を試みる。事前評価では、療育施設の療育者に製作したツールを実際に手に取ってもらい、質問紙調査を行う。観察では療育の際に幼児にツールを使用してもらい、その様子をビデオカメラで撮影する。併せてワンゼロサンプリング法を用い、行動や発話の生起頻度を求め、事前評価で予想された操作や反応と比較する。事後評価ではツールを用いた療育を行った療育者に対し幼児の様子や反応、またツールの改善点や感想について質問紙調査を実施した。

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