日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
セッションID: B2-02
会議情報

音の変化で液量がわかる蓋
*渡辺 隆行
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

視覚障害者がコップに液体を注ぐ時,液面の高さがわからないという困りごとがある.本研究の目的は,コップに液体を注ぐ時の音の変化で視覚障害者が液量をわかるようにすることである.本研究では,コップの上面を完全に覆う円盤の真中に中空の円柱がぶら下がる形状の蓋を製作した.この蓋をかぶせたコップに液体が溜まるにつれて,円柱内部の空気柱の振動が変化することにより音が変化するので,視覚障害者がコップに溜まった液量を把握できる.様々な長さと内径の円柱を製作して,音の変化がわかる範囲を実験により求めた.視覚障害者が円柱の穴を狙わなくても液体を注げるように蓋一面に複数の円柱をぶら下げた蓋を製作したところ,音が増幅されて判別しやすくなった.

著者関連情報
© 2019 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top