日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
セッションID: A3-03
会議情報

データを活用したリビングラボの実践的研究
*赤坂 文弥渡辺 浩志井原 雅行柴山 明寛本江 正茂
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

近年,生活者と企業が長期的に関わりあいながら,生活者もしくは社会の課題解決のためのサービスを共に創る(共創する)手法であるLiving Lab(LL)が注目を集めている.LLとは,そこに参加する人が,継続的に対話することを通じて,自分たちのことを再認識し,立場の異なる人の意見を知り,新しい気づきを得ながら,課題への解決策を考える過程である.これはすなわち,参加者全員にとっての「相互学習」を通じたデザイン(課題解決)の場であると言える.
他方,情報のデジタル化および収集技術の進展に伴い,社会における「データ」の重要性は急速に高まっている.相互学習を通じたデザインの場であるLLにおいても,データは重要な役割を担う.なぜならば,データは,ある主張・考えを根拠づけること,人が知らなかった事実や情報を伝達することを可能にし,参加者の学習や意識変容を加速させることができるからである.
しかしながらこれまでに,LLにおけるデータの役割や活用方法に関する研究は殆どなく,明らかになっていない.そこで本研究では,「やって→みて→わかる」というデザイン研究の実践アプローチを通じて,これを明らかにしていく.

著者関連情報
© 2019 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top