デザイン学研究
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地域特性に基づく台湾台中電子街の発展契機
―その発展歩み、問題点及び復興の兆候
張 英裕傅 思華陳 柏君
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2014 年 61 巻 4 号 p. 4_95-4_104

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抄録

 台中電子街は台中市中区に位置し、1970年前後から台湾中部の電子部品の集散地として一躍有名になった。しかし、1990年前後から多くの原因で、当エリアも台中市中区とともに衰退してきている。
 現在、台中市中区が久々に回転し始めている。こんな時期こそ、電子街は未来発展への対応をいち早くしなければならない。従って、本研究は電子街の現状及び問題点に基づき、次の七点を提示する。(1)業者の結束力を再喚起することが最優先。(2)台中電子街でしか見られない特色を創造しPRする。(3)特色のある専門店を入居させる。(4)商圏の管理とPRを別々にする。(5)便利なバイク駐輪場を設置する。(6)管理委員会の強制力をアップさせる。(7)インターネットと水空間を活用する。

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© 2014 日本デザイン学会
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