デザイン学研究
Online ISSN : 2186-5221
Print ISSN : 0910-8173
汎用システムデザインプロセスの製品ハードウェア設計開発への適用
― システム思考デザインによるノートブックPCの入力デバイスの機構開発事例
土井 俊央堀内 光雄尾上 祐介藤野 高根
著者情報
ジャーナル フリー

63 巻 (2016) 3 号 p. 3_93-3_102

詳細
PDFをダウンロード (2316K) 発行機関連絡先
抄録

 昨今のデザイン領域の拡大に伴い,より複雑で検討事項の多いデザイン対象に対するアプローチの一つとしてシステム思考のデザイン方法論が注目されている.本研究では,このようなデザイン領域の一つであるハードウェアの詳細設計を対象に,システム思考のデザインアプローチである汎用システムデザインプロセスの有効性を評価した.メーカーでの機構開発業務に汎用システムデザインプロセスを適用することで,その効果を確認し,適用事例を示した.汎用システムデザインプロセスを適用した結果として,複数の評価の観点から開発目的・目標を満たす製品であることが示された.また適用したプロセスの考察においても,汎用システムデザインプロセスの利点が活かされたことが示唆された.こうしたことから,汎用システムデザインプロセスはハードウェアの詳細設計に対して有効な方法論であると考えられる.

著者関連情報
© 2016 日本デザイン学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
feedback
Top