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デザイン学研究
Vol. 63 (2016) No. 3 p. 3_93-3_102

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http://doi.org/10.11247/jssdj.63.3_93


 昨今のデザイン領域の拡大に伴い,より複雑で検討事項の多いデザイン対象に対するアプローチの一つとしてシステム思考のデザイン方法論が注目されている.本研究では,このようなデザイン領域の一つであるハードウェアの詳細設計を対象に,システム思考のデザインアプローチである汎用システムデザインプロセスの有効性を評価した.メーカーでの機構開発業務に汎用システムデザインプロセスを適用することで,その効果を確認し,適用事例を示した.汎用システムデザインプロセスを適用した結果として,複数の評価の観点から開発目的・目標を満たす製品であることが示された.また適用したプロセスの考察においても,汎用システムデザインプロセスの利点が活かされたことが示唆された.こうしたことから,汎用システムデザインプロセスはハードウェアの詳細設計に対して有効な方法論であると考えられる.

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