デザイン学研究
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教育効果と作業効率の向上のための体感型ARマニュアルの提案
―HMDとKinectを用いたシステムを大型プリンタの操作に適用する際の一考察
内田 康之藤下 理美古市 昌一
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2017 年 63 巻 6 号 p. 6_27-6_36

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抄録

 本研究では,仮想現実,拡張現実,複合現実技術を基礎とし,教育効果等の向上のための体感型ARマニュアルを提案し,システム構築に必要な事項について実験により検討した。本システムを使うことで,実習生は実物を使った教育や訓練の活動を体験することができるが,その際に,実習生の動作を非接触型のモーションキャプチャであるKinectで認識し,装着しているHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を介して支援情報を得る。本研究では,実習生の動作を認識するために用いるKinectによる3つの動作判定方式を提案した。これらを楽器演奏のための教育プログラムに適用し,各々の特性を実験的に確認した。これら結果を受け,本システムを大型プリンタのロール紙取り付け作業に適用する方法を検討し,支援情報に基づく実験から,各工程での被験者の行動を観察し,使用性と課題を確認した。

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© 2017 日本デザイン学会
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