デザイン学研究
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Print ISSN : 0910-8173
広域災害における避難誘導の実態調査
─東日本大震災および発生が予測される南海トラフ地震を対象として
永山 雅大原田 一永山 広樹
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2018 年 65 巻 1 号 p. 1_1-1_8

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抄録

 本研究では、広域災害における避難時において必要とされる条件を探求し、より有効的な避難誘導方法の提案へとつなげることを目的とした。広域災害における避難誘導の条件を明確にするため、東日本大震災の被災地を対象とした調査、同震災避難者を対象にしたアンケート調査およびシナリオ調査、使用されていた避難誘導サインやその設置基準等を調査し、大規模な災害後の分析を行った。また、東日本大震災で被害をうけた地域以外の調査として、南海トラフ地震対象地域において、避難誘導サインおよび津波避難施設の設置状況調査を行った。
 これらの調査から、広域災害において避難誘導サインに求められる条件は「直感的に認識可能な避難誘導」であることが明らかとなった。

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