デザイン学研究
Online ISSN : 2186-5221
Print ISSN : 0910-8173
ISSN-L : 0910-8173
地方創生に資する歴史的立体造形の3Dデータ取得へ向けた指針の導出
―歴史的立体造形の3Dデータの取得・保存・活用に基づく地域活性化デザイン(2)
青木 宏展高木 友貴植田 憲
著者情報
ジャーナル フリー

2020 年 66 巻 4 号 p. 4_11-4_20

詳細
抄録

本稿は,歴史的立体造形の3Dデータの取得・保存・活用に基づく地域活性化デザインに関する調査•研究の第二報である。
前報では,これまでにデータを取得した歴史的立体造形の104件の取得実践について報告した。本稿では,それらの取得実践によって得られた造形を分類し,3Dデータ取得への指針を導出することを目的とした。調査•研究の結果以下の知見を得た。A)3Dデータ取得に際しての歴史的立体造形の特性として以下の6つの類型を得た:(1)環境制約型,(2)大規模安定型,(3)小規模安定型,(4)破損危険型,(5)大規模破損危険型,(6)大規模多制約型。B)上記を踏まえて,3Dデータ取得への指針としてデータ取得のワークフローを提案した。また,上記ワークフローの各段階で得られる情報を記録するための「3Dデータ取得調査カード」の作成を提案した。

著者関連情報
© 2020 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top