デザイン学研究
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駐車場に設置されたフラップ板の種類と設置位置がドライバのバック駐車行動に与える影響
土井 俊央村田 厚生
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2020 年 66 巻 4 号 p. 4_67-4_74

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抄録

コインパーキングを利用するドライバにとって駐車しやすいフラップ板の設置条件を検討するための基礎的実験として,駐車スペース内のフラップ板の設置条件の違いがドライバの駐車行動に与える影響を調査した.フラップ板の種類(従来フラップ,ゼロフラップ)と設置位置(従来位置,前方位置)の異なる駐車スペースへの駐車作業を対象とし,自動車運転の初心者・経験者それぞれの駐車にかかる時間(課題達成時間),駐車中の眼球運動特性(注視回数,注視時間),ハンドル切り返し回数,主観的な駐車しやすさを評価した.その結果,初心者はゼロフラップの条件において従来フラップの条件よりも,課題達成時間が短く,注視回数が少なく,ハンドル切り返し回数が少なくなり,経験者と同等の課題達成時間,注視回数,ハンドル切り返し回数での駐車を実現できることが明らかになった.

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© 2020 日本デザイン学会
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