デザイン学研究
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風呂敷文化を伝える拡張現実メディア
小林 桂長田 一馬星野 准一
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2021 年 67 巻 3 号 p. 3_65-3_74

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抄録

 近年のグローバル化に伴い,異なる文化を持つ人が,互いの文化的違いや価値を受け入れ,新たな関係性を創造することを目指す多文化共生が重要となりつつある。文化を理解するためには,知識の習得だけでなく,価値観を感じることが重要である。本研究では身近な文化は親しみやすく,理解しやすいと考え,風呂敷を題材とした。風呂敷の包み方に加え,行動に含まれる価値観を伝えるために風呂敷で物を包む行動を画像認識技術と映像プロジェクションにより拡張し,包む工程によって金魚の映像が変化するシステムを制作した。金魚が反応することで,利用者の興味を惹きつけると共に包む行動を意識させる。アンケートから利用者は興味を持ちながら文化体験でき,行動や物の価値観を感じることが確認できた。

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© 2021 日本デザイン学会
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