デザイン学研究
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操作マニュアルにおけるしくみの概念情報が製品の理解度に及ぼす影響
―紙および動画での有効性の比較
土井 俊央山本 彩智瀬戸 大地清水 義孝
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2024 年 71 巻 1 号 p. 1_29-1_38

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抄録

 本研究では電化製品の操作マニュアルにおいて,ユーザのメンタルモデルのうちStructural modelに対応する「しくみについての概念情報」を提示することの効果を,紙および動画のマニュアルを対象に検討することを目的とした.そのために,電子レンジについての説明を以下の4つの異なる条件で提示し((1)マニュアルなし条件,(2)従来マニュアル(しくみの概念説明なし)条件,(3)紙によるしくみの概念説明がある条件,(4)動画による概念説明がある条件),その説明の違いがユーザの製品理解度に及ぼす影響を検討した.実験参加者の自己評価や製品の理解度を問うテストの得点などの指標に基づいて,4条件間の比較を行ったところ,製品のしくみに関する概念説明がある条件の方が製品の理解を促進することが示唆された.また特に,動画による理解度促進効果が大きいことが示された.

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© 2024 日本デザイン学会
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