抄録
システム開発作業を現実に近い方法で擬似体験することによって、管理能力を養成することができる「プロジェクト管理ゲーム」CAL (Computer Assisted Learning)を開発した。従来、方法論や数値化の難しいとされていた分野において、人間の知的生産活動をシミュレートできるようにした教育ソフトウェアてあり、SE実践教育で活用している。今日、富士通グループを構成するSE集団は、全国で約20,000名であり、これらソフトウェア開発要員を育成し、SEの生産性を向上させることがSE実践教育の目的である。特に、SEの「基本動作/基本技術」であるプロジェクト管理能力の養成が急務となっており、この能力養成に対し、SE実践教育では従来にはない新しい試み採用した。教育シミュレータの有用性を評価し、今後のCALコースウェアの方向性を本輪文で示す。