日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
パネルディスカッション テーマ:新しい教育課題の展開のための教育システム、教育メディア活用
メタ認知能力を伸ばす
三宮 真知子
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

1998 年 13 巻 2 号 p. 45-48

詳細
抄録

メタ認知とは、通常の認知活動をもう一段高いレベルからとらえた認知を指し、知識成分(メタ認知的知識)と活動成分(メタ認知的活動)に大きく分かれる。メタ認知に必要な思考の態度・方法としては, (1)頭の良しあしよりも考え方の上手下手に着目する(2)よりよい解決法を目指す(3)合理的な考え方を重視する(4)ものの見方・考え方に目を向ける(5)事象を多面的にとらえる(6)仮説を積極的に作るなどが考えられる。また, メタ認知能力を伸ばすには、(1)思考の方法を学ぶ場としての学校(2)仲間との共同思考の場としての授業(3)メタ認知のガイド役としての教師といった要素が重要である。

著者関連情報
© 1998 一般社団法人 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top