日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
【ICTを活用した教材開発】
天体望遠鏡(スピカ)とweb教材を活用した小中学校における「地球と宇宙」の指導法とその実践
渡辺 進武丹羽 直正酒井 茂上田 康信川上 紳一
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2003 年 17 巻 6 号 p. 7-10

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抄録

現行の学習指導要領では,小学理科「月と星」の学習で月の動きについて学習するものの満ち欠けのしくみまでは学習しない.にも関わらず中学生になって,金星の観測を行って満ちかけが金星の公転によることを学習することになっている.こうしたカリキュラムの中で,中学3年生には天体望遠鏡組み立てキット(スピカ)を一人一つずつ与え,継続的な金星の観測を行って,満ち欠けのしくみをモデルを使って理解する授業を実践した.一方,小学4年生にも同じ望遠鏡を与え,月の満ち欠けの学習を試みた.岐阜大学教育学部の屋上で撮影した天体画像をホームページで公開し,児童・生徒の観測への動機づけや観測結果の確認に使用した.これらの授業実践をもとに,天体望遠鏡(スピカ)とweb教材がより充実した学びへと支援できるか検討を行った.

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© 2003 一般社団法人 日本科学教育学会
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