子どもが生き生きと取り組む総合的な学習の時間を求めて : キャリア教育の実践を通して

抄録

「子どもが今ひとつ乗ってこない」「もっと子どもの瞳が輝き、生き生きと活動する総合的な学習の時間がしたい」とここ数年思ってきた。子どもが主体的に取り組む学習になっていない主たる理由は、子ども自身の学習課題になっていないからだと考えた。そこで、子どもたち一人一人が自分の将来の生き方にかかわること(キャリア教育)学びがいのある教材を開発しようと試みた。