日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
発表
大学生を対象とした説明的文章の読解能力を高める手法に関する実証的研究
小瀬 航鈴木 栄幸
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31 巻 (2016) 4 号 p. 91-94

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抄録

本研究では、大学生を対象とした説明的文章の読解方略の現状を調査するとともに、先行研究をもとにその現状を改善するための読解手法を提案する。まず、大学生を対象に読解学習の実態調査を行い、説明的文章読解において文章全体の構造を把握する作業(=構造注目方略)が不十分であるという知見を得た。この結果を踏まえ、文章全体の構造に注目させるための手法として「タイトル生成法」を提案した。大学生対象に実践したところ、記憶レベルでの理解度には有意傾向の差が見られたものの、状況モデルレベルでの理解度では差が見られなかった。今後、実践の具体的方法を見直し、改善を施した上で再度実践を行う予定である。

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© 2016 一般社団法人 日本科学教育学会
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