日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
ISSN-L : 1882-4684
発表
理科を学ぶ意義や有用性を実感する授業計画に関する研究
―工学的なアプローチを取り入れて―
中村 勇稀小倉 康
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2020 年 34 巻 6 号 p. 51-56

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抄録

本研究の目的は,理科授業のなかに工学的なアプローチである問題解決を取り入れ,児童が理科を学ぶ意義や有用性を実感できる授業計画を行うことである.そのために,カナダの科学教育の枠組みである「幼稚園から第12学年までの科学の学習成果に関する共通フレームワーク」とそれに基づいた教師用指導書を用いて工学的なアプローチである問題解決の取り扱いを分析した.分析結果を基に第4学年「物の体積と温度」にて温度計を製作する授業を計画し,実践した.その結果,問題解決のスキルとその意識の向上に寄与するとともに,児童が理科を学ぶ意義や有用性を高く意識する状況を保つことができた.

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© 2020 一般社団法人 日本科学教育学会
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